新たな排ガス規制導入へ new EMCON 2003 6 3
新聞報道によると、
「2007年にも、新たな排ガス規制導入へ向けて、
環境省、業界の聴取開始。」と報じられた。
これは、2005年から実施するディーゼル車の排ガス規制を、
さらに強化する新しい規制を2007年にも導入する検討に入った。
2005年から実施する新長期規制は、
発がん性が指摘される粒子状物質(PM)を大きく削減する厳しい基準であるが、
アメリカは、2007年に、さらにきびしいPM基準を導入する予定なので、
日本は、世界一厳しい排ガス規制が国策なので、
それ以上に厳しい排ガス規制を検討に入った。
規制緩和は、世界の標準であるが、
こういう規制の強化は必要である。
環境の保護という意味では、規制を強化していく必要がある。
サミットでは、イラク再建があまり話題にならなかったようで、
残念なことである。
確かに大量破壊兵器の捜索の問題があるが、
今となっては、大量破壊兵器が発見されても、発見されなくても、
それは、重要ではない。
イラク開戦前から、風刺のマンガで、
大量破壊兵器はイラクにはない。フセインが北朝鮮に売ってしまった。
そういうジョークをよく見かけました。
この問題より、イラク再建の方が重要である。
また、環境保護や、発展途上国の「水と食糧の問題」の方が、重要である。
さらに、先進諸国のデフレの危険もある。
こういう大きな問題が出てきた以上、
イラクの大量破壊兵器の発見の問題は、大きな問題ではなくなった。
大量破壊兵器の捜索に時間をかけるくらいならば、
まず、先に、イラク再建に時間をかけるべきである。
現代版の「刀狩り」を行なっているようだが、
こういう問題は、銃社会のアメリカは、得意でしょう。
イラクで刀狩りが成功したら、自分の国でも刀狩りをすべきである。
「刀狩り」とは、一般国民が所有している銃を警察署等に提出させ、
治安の回復を図るものです。
銃所持が文化のようなアメリカと、
同じく銃所持が文化のようなイラクと、
同じような悩みを抱える、似たような国同士が力を合わせて、治安の回復に力を注ぐべきです。